私はYouTubeでほぼ毎日見ているチャンネルがある
そのチャンネルは可愛らしいネザーランドドワーフという種のウサギを動画に収めたチャンネルで本当に可愛らしく見ていて癒される素晴らしいチャンネルだ
私はウサギを飼ったことはないし今後とも飼う予定などもないのだがウサギを飼う大変さもその動画を見ていると時折垣間見えるのだ
軽く挙げるだけでも抜け毛の問題やなんでも齧る問題や温度調節にかかる光熱費やスペースやどこでも糞尿を垂れ流すとこなど挙げれば枚挙に暇ない
要は私にはこの距離感がベストなのだ
ここからウサギを見るだけがベスト
心労もなく可愛さだけを摂取できるこの距離感が、ここが一番叩き込みやすい角度なのだ
それがいいしそれでいい
そしてそんなウサギを日々観察しているとそのウサギの個体の特徴とした他のウサギがどうなのかはわからないがその動画のウサギの癖というか特徴がある
それは乾燥したものでないと食べないという癖だ
これは結構衝撃的というか
そもそもなぜ?という疑問が常日頃から付き纏っていた
なぜこのウサギは乾燥したものしか口にしないのだろうと
厳密に言うと生食もするのだがそれは葉物や草類に限定される
タンポポの葉だったり人参の葉の部分だったり他の葉のものは生でも食べることが多い
だがそれ以外の物は基本乾燥させないと食べないようなのだ
ニンジンだったりイチゴも日干しして乾燥させないと食べない
何でなのだろうなとそれを不思議にずっと思いながら見ていたのだがおそらく消化に関わることなのだろうと
何らかのメカニズムで生でいくより乾燥させたものの方が消化に優しい以外に回答は思いつかなかった
そしてそれが実はとても重要なことなのではないかと思い始めてきたのだ
乾燥させたものは消化にいい
消化にいいものは体にいい、と
最近は乾燥させたものをよく探している
アスパラガスビスケットがすごくいい感じに身体にハマっている
あれと麦茶や烏龍茶を飲むと身体がいい感じに巡っている感がある
後はスポーツドリンクも適度に飲んでいる
私はウサギになろうと思う
生食を控えコッテリしたものはなるだけ避けて乾物を主に摂取する
それで暫くどうなるか様子を見たい
そして闘将だ
私は闘将にもならなければならない
昨今野球に限らずどの界隈であれ会話をしていると何かとデータや傾向の話に出くわす頻度が上がったように思う
特に私と同年代に近い30代の前後
20〜40代にかけてはデータや数字の話が好きな男は本当に割合的に多いしそういう系統の人でなくてもデータの話を持ち出せばその話に耳を傾ける程にデータというのは真実味を帯びて説得力の増す要因となっている
だが私は敢えてデータを鵜呑みなんてしない
まずそのデータというものが本当に信用に足りてなおかつ再現性の極めて高いことなのかを精査しない限り私はデータを信用しない
データ好きだからこそそのデータの品質には徹底して拘る
質の悪いデータなど見る価値も信用する価値もない
私はハッキリとそう思っている
ではデータより重要なものとは何か
それは観察である
今回の乾物を取ることにしたのも頻繁に消化を繰り返すウサギが乾物を大量に取っているのを見てそれを自身にも取り入れようと思ったのだ
そしてそれ以外にも星野仙一を観察に基づき現在私は高く評価している
社会とは厳しさを纏わなければ本気になれない連中の集まりだ
自由に気楽な環境では一流の人間以外は堕落する
私はそれを様々な環境で沢山見てきたし自分自身にも当てはまる節があった
人間とは自分に甘い
だからこそ厳しく取り締まらなければ自己管理ができない
そしてそれをしてやれる指揮官は非常に少ない
そう言った観点で闘将星野は非常に高い能力がありそれを発揮する場面に多く恵まれた
カンフル剤としての星野は必要だ
そしてある程度それが自然とこなせるようになればもう指導は必要ない
黙っていても適切な行動を取れるようになっている
だが同時に優しくなければならない
私は厳しく優しいリーダーになれるだろうか
その自信は全くない
私は理論を語ることはできる
○○がこうこうで何々だからこうすると上手くいくと教えることはできる
だがそれを強制させることは出来ないししたくないし同じ人間と関わりたくないという癖がある
ただ正解を言うことはできる
そして私はただそれだけの男だ
全てにおいての正解を私は常に語れるが私は常にそれを強制させることは出来ない
そこが私の弱さである
私は闘将だ
闘将にならなければならない
俺の正解に全ての馬鹿共を平伏さなければ意味がない
無意味な正解だ
だがそれでは駄目なんだ
私の正解は絶対だ
そしてそれは正しいんだ
だから私は闘わなければならない
闘将として
そして人間としてだ
私は闘う人間にならなければならない
闘え、闘え
ここは戦場だ
今お前は戦闘士
今お前は戦闘士になる
私はいつか自由になる
自由な猿、自由なナマケモノ、自由なウサギに
自由な闘将となる
私は必ず自由になる
自由にならなければならないんだ
誰も闘う私を止めることはできない
私は今戦闘士
私は今戦闘士になる
戦え一匹の孤高の猿よ