自分が一皮剥けた話

なんつうか全てを諦めた

全てってのは間違いだけど俺にとってはそれが全てなことを諦めた

それは「自分」を諦めた

それまでも散々この自分に関しては諦めたり捨ててきたり色々としてきたけど

やっぱりどこかの部分でまだまだ沢山自分を捨て切れずにいた部分も滅茶苦茶大部分を占めてた訳ね

その内の絶対護ってた「自分の正義とか正当性」みたいな部分を今回諦めた

頭のおかしい奴がいてそいつに俺の正当性を攻撃されたら俺は絶対に折れなかったし認めなかったし譲歩したとしても荒れ狂って「世の中やテメェらはおかしいキチガイだ!」と喚き散らしまくったり嫌味な言葉をズラズラと並べていた

今まで俺は絶対認めなかったし寛容しなかった

おかしいものにおかしいと言わないのはおかしい

これだけは絶対信条として貫いてきた

それを今回完全に折れて諦めた

おかしいものに遭遇し理不尽な目にあい「素直に謝罪して申し訳程度の訂正をした」

要はレスバをしなかったし追及しなかった

もうバトルをしてもしょうがない

バトルをしても俺は勝ってしまうがそれは何も残らない

そしてそれでは意味がない、負けたのと同じだ

だからおかしいものに遭遇した際謙虚を貫いた方が1番いいなと思えた

世の中の理不尽に俺1人強くても意味がない事に気づいた

世の中の馬鹿どもに俺の理論や説法を説いたところで理解などできようもない

要はやるだけ無駄

だったら表面上全面降伏し文句を与える隙を与えずかつこちらにも不利益がない形で対処する方法が1番いいなと思えた

馬鹿とまともにやり合っても意味がない

こっちが損をせずに向こうを黙らせるやり方が最善な事に気づいた

今までは力で捩じ伏せるやり方しかしてこなかったがそれは匿名の世界でしか通用しない

素性を明かした人間が相手を捩じ伏せることはリスクでしかない

だったら負けながらにして利益を得るという形を取る方が遥かに有意義ではないかと思う

負けは勝ちであり勝ちは負けなのだ

 

合理的な俺はすぐこの答えに気づいてしまう

この世で身を晒した者は謙虚さに勝る行動はない