無関心でいること

他人のことなどどうでもいい

無論自分のこともどうでもいい

流行などどうでもよく情勢もどうでもいい

 

そうすることで面倒事から逃げることができる

死にかけの人を目の前で見ても感情移入することなく避けることが可能だ

関心を持つとはつまるところ無駄でしかないのだ

そして生きることは無駄で満ちている

なるだけ無駄なことは無駄と判断し関わらないことが重要だ

人生の時間とは限られているのだから

そして究極何を為してもそれらは無駄であり人生の時間はやがて0になる

また虚無主義の話ですか?

ではなくだから何をやってもいいんですけどそのやることを見極めることが重要だという話なんですよね

例えば、子供が要らないのに思考停止で無理して結婚して子供作ったら20年、或いはそれ以上の時間を失うことになるんです

欲しい人はそのコストを払ってでも手に入れるべきでしょうが私はそうではない

 

今になって思えば結婚はしてなくてよかったなと思うものだ

結婚以外もそう、家族付き合いも友人関係も全て等しく切ってきた

それを俺は良しとしている

俺は1人になりたかったからだ

俺は俺が好きなんじゃない、全てが嫌いなのだ

他人は勿論自分自身も好きじゃない

飼っていた犬だって好きじゃなかった

あれだけ可愛がろうと遊ぼうと関係ない

俺は全てが嫌いだ

犬が死んだ時は無論涙を流したが俺はそれでも好きじゃない

俺が他者、犬も含めて依存することはない

酒もタバコもギャンブルにもハマらず車にも興味がなく女を買うこともしない

俺は依存心が極端に低い

飯とゲーム以外の全てに興味がない

ほんの少しだけ仕事に興味があるくらい

本音を言えばゲームすら暇つぶしにやってるだけで本心としては好きでやってる訳でもない

俺は結局何にも関心がないのだ

飯だって安飯で充分だしな

だから俺には心の拠り所が何もないんだな

俺は全てを失ったとしても惜しくない

ただそれでも生きたいという思いを同時に死にたいと思いながら抱いている

それだけの生命体なのだ

 

今までもこれからも俺のような人間は弱い環境は続いていくだろう

何かあった時人間は自分1人では対処が出来ないようになっている

そもそもが人間が1人で生きることに適した生物なら社会など築くわけがない訳で

俺の生き方や行動や思想は合理性からはかけ離れた愚行に他ならないのだ

それは既に歴史が証明している

だがそれでも俺はこの弱い行動を続けている

何もかもを犠牲にしてでも俺はこの行動を徹底している

その理由は俺にも分からない

人の真逆の行動をする俺はもう人ではないのかもしれない

もはや生物とも違う謎の何かである

俺という生命体の目的とは何なのか分からない

一つ言えるのは俺が関わりたいと思う領域に人類がまだ達していないという点

 

そして例えるならなんだろうな

この状態を例えるなら俺の今の行動に近いかも

無駄なことを避けながら無駄なことに徹している

要は社会のバランスが悪いから割に合わないことを徹底的に避けてるんだな

そう、割に合わないことを避けてるだけなのだ

意味がないから酒もタバコもせずキャンプにもサウナにも入らないし流行にも流されないし人とも関わらない

それは割に合わないからだ

割に合わないことは俺にとっては無意味に他ならない

働き方もそうだ

無駄な時間が発生するくらいなら働かずすぐに帰るし稼ぎ過ぎても税金に持っていかれるなら稼がない

 

どうあれば満足するかなんてもうわかってる

割に合うこと、効率的なことが俺には最善なのだ

割に合わないことはしない

それが俺の生き方だ

つまり何かに関心を持つことは、俺にとってそれは割に合わないことなのだ

俺は割に合うことにしか関心がない

徹底して無駄を嫌う人としての幅が狭く遊びのない男なのだ

薄っぺらい中身だね、空っぽだ

でもそれでいい

頭空っぽの方が無駄がない