頭の悪い者

最近よく見るゲーム配信者が将棋のゲームをしていた

視聴者達は将棋初心者の配信者にあーだこーだと指示をするのだが配信者の頭が悪過ぎて指示通りにできなかったり勝手に指したりして盤面を悪くしなかなか勝てずにいた

私はそれを通して「ああ、本当にこういう頭の悪い人っているんだな」と残念な気持ちになるのだ

彼は一応大学は出ていてその後就職もしたようだが長く続かず30代半ばで実家に住むニートだった

社会と関わりが薄いのもあってか喋りが下手でトークの幅も狭く頭も悪いので構成もダメ

かと言って芸術性も無いのでアーティストとしても難しい

話し方も内容も昔に比べて歳を重ねたせいもあり頑固で頑なに人の意見や話を元々の頭の悪さも相まって理解しないしようともしない

典型的な頭の悪い老害に片足以上を突っ込んでいる状態であった

正直、救えない

多分彼には簡単なアルバイトすらこなせないであろう不器用さが滲み出ていて社会でも家庭内でもどこでも通用しない感じがありありと溢れ出ていた

自分にもし男の子供がいたとして彼のような頭脳であるなら育てようがないと言う以外にない

別に頭なんてよくなくても社会では通用するし賢くある必要なんて無いけど要領の良さだったりとか気配りとかそう言う配慮できる能力があるならいくらでもやっていけると思う

むしろ頭がいいだけで人から好かれないような人よりもよっぽどそういう人材の方が貴重だし求められるからだ

だが彼の場合はどうにもならない

一体彼に何ができるだろう

親の脛をかじり尽くす以外に彼のできることなどおそらくは存在しない

私は中学生の時点でいつか自立をしなきゃいけないという強い責任感があった

未だにそれが実現出来ているかは分からないがなんとか一人暮らしを続けられている

なぜ努力をできないのだろうか

なぜもっと頑張ることができないのか

人の助言や叱咤も聞き入れず不機嫌になり投げ出そうとするその姿勢はなんなのか

常に周りからご機嫌を伺われ丁重に扱われないと満足しない太々しい態度は何か

自分を何様だと思っているのだろうかと思う

勘違いするのも甚だしい限りで

完全に親や周りから甘やかされ続けた頭の悪い生命体と化しているという他に形容のしようがなかった

そしてそんな人間がこの世にはごまんといる

異常

この国は異常である

この国民は異常である

私以外の大多数の人間はゴミである

何か終わりを感じる

とてつもない大破局を私は第六感として感じるのだ

この世は何か大きな終わりを迎えようとしていると

 

私の大きな特徴の一つとして無能が嫌いである

無能、それはメリットがなく迷惑しかかけない存在のことを指す

何処にでもいる邪魔な存在だ

今現在の私の職場は私が耐えられる最低限以上の有能が割合的に多く残っている

そうするとやはりだが負担が少なくイライラしない

お互いがお互いに感謝の念を抱いて関われる

働く上で気持ちの納得はすごく大事だ

だから私はそれが出来る有能が好きだし納得をさせてくれない無能が大嫌いなのだ

これは趣味でも何でもそう

野球を見ていて不可解な采配を続けてする監督は見るに耐えない

 

私はもう彼の配信を見ることは無い

断言する

その将棋の配信を見て疑念だった頭の悪さは確信へと変わったからだ

私は頭の悪い人間が昔から嫌いである

別に私自身は賢くなどないのだが馬鹿と話しているとイライラするからだ

何度も相手が同じ間違いを繰り返しこちらのツッコミがまるでお笑いの天丼状態のように何度も何度も同じ事を繰り返しているとこちらの精神がおかしくなりそうだからだ

例えるならば料理を注文したのに何度もメニューを間違えられ続けてとうとう目当てのものが出てこない感覚と言えば分かるだろうか

そんなウェイターは存在する必要が合理性の下ではないしそんな店すらも存在する必要がない

それが私の哲学だしそれが経済自由主義の下でも結果として現れている

この世は合理性以外を否定する

一見やってることが滅茶苦茶で合理性が無いものでも他で調和をとって合理性のバランスをとっているに過ぎないのだ

この世の全てはペナントレースと一緒

強大な戦力があれば結果は相応に伴うし滅茶苦茶をやれば滅茶苦茶な結果に終わる

それだけのことだ

 

私は頭がいい

もっともっとその頭脳を生かし必ず前へ進む

必ず自由を掴み取る

馬鹿は全て切り捨てる

馬鹿はこの世に必要がない

私は自由に

自由な闘将となる