人は何もしていないと食うことしかしなくなる
そうするとどうなるか
当たり前だが太る
ではどうすればいいか
それはずっと何かをしなきゃならない
ゲームでもいい読書でもいい動画を見たり散歩や運動をしてもいいしなんなら寝てもいい
とにかく何かをしなきゃいけない
そうしないと人は無意識に暇に耐えかねて食べてしまうからだ
俺はそれが今すごく地獄に感じている
何もしたくない
本当に何もしたくない
動きたくないし寝たくないし考えたくないし見たくないし聞きたくない
俺は何もしたくない
だから食べていた
意味もなく食っていた
本当に愚かだった
健康リスクをひたすら上げるだけの行為を繰り返していた
だから絶えず何かをすることにした
このブログもその一つ
ゲームも動画も作る気力もアイデアが形にもならない
何をやっても面白くないし面白いと思うものは更新が止まっている
Kindle Unlimitedでクソのような本を読んで時間を潰しても虚しいだけだった
漫画喫茶のサブスクにでも入ってひたすら読書でもした方がマシだ
或いは喫茶店にでも行って何かした方がいい
それくらい人生でやることもやりたいこともない
老後って大変だなと思う
仕事でひたすら働いて妻子養ってた方が楽なんじゃないかと思う
何故なら何も考えなくていいからだ
金稼いで休日は家族サービスしてその繰り返し
何も考える必要がない
立ち止まる意味がない
求められることを求められるままにこなせばいいだけだ
これほどシンプルで楽なことはない
ただ自分を満たそうと思ったら大変だ
なんせ何もしたくないのだ
絶えず自分に何かをさせないといけない
自分で自分の面倒と世話をしなくてはならない
これがとてつもなく面倒くさい
俺は俺に支配されている
何を提供しても俺は面倒くさいだとか楽しくないだとかつまらないとか面白くないと言ってくる
今まではそいつに糖質を与えて脳からドーパミンを出してやってれば勝手に気持ち良くなって手懐けられた
だが今その方法が使えない今自分で自分をうまく世話しなければならない
闘将とはつまり自分とも喧嘩をしなければならないのだなと思い知らされる
最大の敵とは自分だったのだ
この暴れる面倒くさい自分というおっさんこそが真のラスボスだったのだ
本当にヤバイ
何なんだこのクソ野郎は
何をやっても喜ばない
何をやってもつまらない
何をやっても楽しまない
何をやっても何をやってもあーでもないこーでもないと言い続けている
だからもう仕方ないので好きにさせてやることにした
私は諦めた
私は私を諦めることにしたのだ
無理だ
私は私を制御できない
だからこうしてクソワガママな私をここで好き放題喚かせてやっている
ここなら、お前しかいない孤高の領域だから好き勝手喚いていいよと俺は俺に伝えている
何でも言いな、喚き疲れたら眠りな
そういうスタンスで私は私に接している
このワガママなモンスターを落ち着かせるにはそうする他なかった
完全なる育児放棄、30代児の適切な育て方
面倒くさいことこの上ない
人なんて生まれてこない方が絶対にいいなと確信をしてしまうほどだ
こんなこの上なく面倒くさい化け物なんてこの世に存在しない方が絶対にマシだろ
はいはいヨシヨシと何でも好きに吐かせて怪物は無意味に満たされていく
そして満足すると眠りにつくのだ
まるで街を破壊し尽くすだけ破壊してグッスリと眠るかのような
そんな怪獣でありゴジラを私は世話をしなければならない
本当に面倒くさい
ゴジラはつまらないと不機嫌となりイライラし何かを食おうとするので
そのゴジラを抑えつける為に何かに熱中させて気を紛らせるしかない
かつてこれほどの強敵がいたであろうか
他人よりも自分自身の方が余程面倒くさい
自分の最大の敵は明らかに自分自身だ
またこいつが賢くてクソワガママだから尚更のこと性質が悪い
他人ならばムカつくクソゴミ野郎として相手にしなければ無問題だが自分自身に対してそういう対応は難しい
どうすればいいかを懇切丁寧に自分に聞き込みそうですか左様ですかと頷いてあげてご機嫌を一生取り続けなければならない
本当にクソ面倒くさい
いい加減落ち着いてくれよと
何もしなくてもジッとしてくれよと
そう言ってももう聞かないのだからどうしようもない
人は歳を重ねれば歳を重ねるほど辛抱が出来なくなると思う
何故だかそれは分からないが若い頃の方が我慢強さは遥かにあった、そらは良くも悪くもだが
私は今忍耐力がない
私は私の圧に押し通されそうだ
このクズに何も逆らえない
もう全てを諦めてスーパーワガマママンとして自分自身を受け入れるしかない
これは本当に大変なことだ
