今後も税金を上げられたら俺は今以上に働かなきゃいけないだろうし今以上にお金を納めなきゃならない

まぁでも関係ないんだよな
金を稼ごうと取られようとどうせ結婚もしねえしずっと誰とも関わらず生きていくから
俺には何も関係ない
 
俺はただひたすら働いて稼いでそれを取られての繰り返しを飽きることなく延々と地の獄のような生活を繰り返すだけのマシーンと化すだけだ
ヘルマシーンだよ、もはや
それでいいし何も問題ないどうでもいい俺には関係のない話と早口でまくし立てる
意味がねえんだよ、意味が
 
もう何から何まで全てにおいて意味が無い
全く何の意味も持っていない
じゃあ逆説的に自問しよう、意味とはなんだ?
それに自答するなら意味とは価値である
つまり意味が無いということは同時に価値が無いこととほぼ同義である
 
例えばの話をしよう、どうしようもなくどうでもいい例えだ
例えば国の税金で蟻を飼育する公共事業があったとして
その施設の維持費、従業員の給料や空調や照明の光熱費を全部税金から出していたとしよう
たかが蟻を飼育するだけのことにだ
それって意味があるのだろうか
もっと他のことに使えやとは思わないだろうか
そしてなぜそのように思うのか
それは蟻を飼育することに価値が無いと思うからではないだろうか
 
では話を戻そう
例えばだ、例えば
何の生産性もないモノに多大な税金を使っていたとしてそれは意味(価値)があるだろうか
そう、無いのだ、微塵もない
だから自分は最初に意味が無いとあれだけ連呼したのだ
この世に意味(価値)があるものなんて何一つとして無いのだから
つまり税金なんて端から意味が無いのだ、無意味の極みでしかない
でもその税金は今後も上がり続けていくだろう
意味と価値のないモノを維持するためだけに税金は上がっていく
まさしく、紛れが微塵も無く不毛の連鎖だ
一体自分は何のために働き、何のために生き、何のためなのか
本当にこの世は頭が悪い、俺はそう思うよ
そう思いたくない人はたくさんいるだろうけど俺はこの世はものすごく頭の悪い猿の集団なのだと確信している
そしてそれはおそらく残念ながら微塵も間違っていない事実だと思っている
だからなんだよと、そんな悲観的に物事を見てお前は何が楽しいんだよ?とそんなことよりももっと嫌なことから目を背けて楽しめよ根暗野郎と普通の感性の人ならばそう思うだろう
俺はそれは正しいと思う、その考えはある意味では絶対的に正しい
虎やライオンを目前にして如何に絶望的な状況なのかを悲観するよりもモルヒネやシャブを打って高揚感で恐怖を消し現実逃避をする方が楽だと思う
だがどうだろうか、結局状況は何も変わらないのでは無いだろうか
ロキソニンを飲んで痛みを誤魔化しても痛みの元となる原因は何も解決していないからいつまでも鈍痛が続くのではないだろうか
要は何が言いたいかと言えば都合の悪い現実や事実はいくら誤魔化してもいつか直面せざるを得ないということが言いたかったのだ
だったらそれ、無駄じゃない?と俺は思うだけなのだ
結果的にはそうなる
 
この世は終わってる
自分がその終わってる世の中でどうムーブしていくかと言えば
意味、価値の無いものを無意味と一蹴し続けるだけだ
それが俺の孤独な戦いである
俺にはそれしかできないしそれしかすることがない
それに意味があるかは分からんが自分自身にとってはほんの僅かに価値があるように感じる