被害者のような被害者

誰からも愛を受けることもなく

生きて流れて四半世紀が過ぎれば

自身の人生の意味にもそっと諦めがつくのでしょう

脳にも希望にも足かせがついたら

どうにも如何にもその重さよ

悲しみが臨界点を超えても

君には一人しかないみたい

一人笑うしかない状況なら

一人で踊り笑おうじゃない

そう、虚しくても

 

愛する人の拒絶をいつからか知って

理解を受け入れ噛み砕こうと4年が過ぎれば

愛という言葉の意味を握って全て失いたくなるでしょう

君にも僕にも落ち度があるのなら

意味にも臆病にもその態度よ

後悔が積もり積もって溢れても

君には声が出ないみたい

一人震えるしかできない君なら

一人震えて泣けばいいじゃない

そう、寂しくても

 

愛にも期待にも何も応えられないなら

生きるにも進むにもその無意味さよ

虚しさに全てが包まれても

君にはそれしかないみたい

一人ずっと虚しくなる君なら

虚しいまま生きればいいじゃない

そう、悲しくても

もう、悲しくても

おう、悲しくとも

ふざけんな認めるか

くだらねえ常識なんてくたばっちまえ

この世の嘘つきどもめ、もう騙されないぞ

 

何が悲しくて何が寂しくて

何があって何が虚しくて

一人でいなきゃいけない

それを拒んで何が悪い

嫌だNOだ

温かい家庭を思い描いているよ

桜の花が咲く空の下で僕は君といるよ

それ以外の人生に僕は従わない