才能とは浮き沈む気分のようなもの

無能も有能も紙一重

結果だけがこの世には残る

そして生きるも死ぬも紙一重

色即是空、空即是色

有は無であり無は有である

つまり、私は何が言いたいのか

全ては一抹の現象に過ぎないのだと私は言いたいのだ

全ては巨大な真っ白なキャンバスに一塗りされた黒い線に過ぎない

それが有であるか無であるかなどほとんど分からない

それが絵であるか形であるか線であるかはたまた無地な広大な白か

人間にとってこの世と生は空白で踊り続ける虫のよう

私はこの世の真理を見たよ

それは嬉しくもなく悲しくもない真理だった

私の勝利も敗北も現象に過ぎない

つまりそこには何の意味もない

私のあれだけの悲しみも苦しみも実は何の意味もない現象に過ぎなかった事実を淡々と受け入れるしかない

馬鹿やクズが馬鹿でクズなことをしてもそこに意味は託されない

ただただ賢いお前が不快になるだけだ

意味もなく労働をし意味もなくそれを続ける為に生命活動を行いやがて自分の人生の残り時間は0になる

やりたかったことも出来ず託すものもなくやがてお前は死ぬのだ

勝つとか負けるとかじゃない

意味があるとか無いとかじゃない

お前はただ死ぬだけだ

ただそれだけ

どれだけ死を拒もうとも医学や科学が発展しても金があっても無くても人生の時間は大体決まっている

どうですか

勝ちも負けも価値も無価値も意味も無意味も無いんですよ

虚無ですらない

この世には結果さえ残らないという結果だけが残る

結果が残らないという結果が残る

何もない何も

そしてそれは虚無ですらない

じゃあ何か?

それは何なのか

その何もない正体は一体何なのか

その正体とは真っ白な紙だ

目の前で真っ白な紙を渡された

ただそれだけ

広大なサンドボックスに投げ出された

ただそれだけ

それ以上も以下もない

目的も理念も何もない

ただ自由な地に自らが存在しているだけだ

それを受け入れるか受け入れないかだけだ

私は全てがどうでもいいと思う

この先経済面で安定して貯蓄がある程度できたらゆっくりする

そしてゲームをする

それでいい

それ以上も以下もない

俺は昔から、ただゲームをしたかっただけなのだから

遊ばせろ俺を

楽しませろ自分

俺は全てを極めたい

誰にもそれは止められねえ