ヤンジャンでニーティングという漫画があり少し興味があったので3話まで読んだ感想を語っていこうと思う
総評
0点、読む価値と意味なし
鴨長明の方上記に影響を受けた45歳独身の男は会社の早期退職者の募集に応募して退職し家賃3万2000円のアパートで貯金2000万円でほぼ外に出ない無職として生きるニーティング活動を始めるのであった
ここまでが大体1話で紹介される
そして私はこの生き方に賛同もできないし推奨も全く出来ない
頭でっかちが陥りがちになりそうなライフプランとスタイルだなと思った
まずこの生活の何が良くないかというと歯医者の検診に行かないことにある
歯磨き程度で虫歯にならないなら苦労はしない
昔の人間は虫歯で死んだ可能性も考慮すればこういった定期検診は歯医者に限らず行くべきだし逆にお金が嵩んでしまう
なので完全引きこもりみたいな生活を送るというのはハッキリと言ってその時点で全く合理的でもなんでもない
その次に良くない点、生活に変化がなくメリハリがない
人間変化が無さすぎると刺激が感じられなくなり感性が鈍る
そうすると楽しめていたものが楽しめなくなったりどんどんと無気力になっていく、そしてそれは健康上全く良くない
次に運動不足、部屋から全く出ない時点で身体の血行は最悪と言っていい
せめて朝昼夜の3回で10分程度の散歩はすべき
最後に人間との関わりの希薄さ
人と全く関わらないことに慣れてしまうと人と関わることが苦痛になる
そうならない為にも人と関わることをある程度すべきだし会話は大切である
煩わしいし面倒だし楽しくないのは分かるがそれでも人は人と関わることで得るものがある
具体的に言えば人に自分の考えをアウトプットし伝えることで自分のアウトプット力が少しずつ磨かれる
これがすごく重要でアウトプットすることが如何に人は脳を使うかがよく分かる
そしてその力は様々なことで使われるのだ
例えばこのクソみたいなblogにでもね
アウトプットが全てと言っても過言ではないくらいに発信力をつけることは重要だ
ニーティング生活の欠点を挙げるのはこれくらいにして次に作品の内容に切り込んでいくが3話目で早速生活で描くことが無くなってしまったのかテコ入れで19歳の可愛い女子大生が隣の部屋に引っ越してきた
そしてなんとこの時代に女子大生が挨拶回りをするという意味不明さ、さすが漫画、フィクションと言ったところである
さらにその女子大生は夜中に大声でゲーム実況を始めて騒音問題となるのであった
この漫画何がしたいん?
ニーティングという生活の良さを伝えたいのか若い女の子とのキャッキャッウフフを伝えたいのかどっちやねん
正直何がしたいのか全く分からない本作は著者や担当編集の意図が全く見えてこない
何も魅力が伝わってこないし伝えたいことが分からない
創作者として論外と思う次第である
私も早く自分の理想の生活を手に入れて創作活動に励みたいものである