頭1つ抜きんでた
私の仕事の腕はどうやら極めて極めた状態に近づいてしまったようで
私の仕事を受ける為にわざわざ車で4時間かけて依頼する人もいる程になった
もはや独立も充分に可能な範疇に入ったかと思うが
私は絶対に独立などしない
私が独立をしないその理由
・お金が欲しくないから
・そこまでの実力が無いから
・人間に興味がないから
大きく分けるとこんなところが理由だ
まず私は第一にお金が欲しくない
お金があっても私には欲しいものが無いからだ
精々若いチャンネーのパイオツを好き放題したいという欲求が辛うじてギリギリのラインであるだけでそれ以外も以上の欲求が何にもない
次に実力の無さが挙げられる
技術面に関しては本当にいいとこまでいっていてあと部分的に更に少しだけクオリティを上げられればそんじょそこらで開業してる雑魚なんかよりも遥かにレベルが高く絶対に負けない物を提供できるトップクラスの実力が私にはある
ただそれでも私には実力が皆無なのだ
何故なら私は経営嫌いで人嫌い
つまりマネージメントや人を扱う術や技術が何もないのだ
そんな状態で開業しては開業してから苦労が絶えないだろう
無駄で暇な時間ばかりが増えてコスパの悪い労働ばかりになることが予想される
それでは何の意味もない
最後に私には人間が興味がない
猿の生態と同じくらい私は人間に興味が持てない
本当にクソ程どうでもいい
猿という人間のことについて考えるくらいならゲームやってた方がずっと面白く楽しいしオナニーでシコってた方がマシ
つまり私は人格破綻者なんだな
そして生活破綻者
いや、人生が破綻しているのかもしれない
辛うじて今1人で生活出来てはいるが全部環境によって支えられているだけで私自身には何の力もない
私がこうして生きながらえているのは社会というインフラに助けられているだけに過ぎない
私には何の力もないただただ無力な1人のおっさんなのだ
人脈もコネもなく学歴も中卒、親はカルト
それが私であり私の全てである
仕事は楽しい
と言っても私は客を選ぶ
出来るだけ同じ人はやりたくないし
面倒な顧客は金を貰ってもやりたくない
なので私はもう仕事自体を趣味に変えたい程である
自分のやりたい案件だけ受けてそれ以外はシャットアウト
実際そういう考えを持つ同僚もいるし中にはもう全く仕事をやりたくない人もいる
つまりダメ人間だ
そんな我々はもはやダメ人間
終わっているのだ
私は小学生の頃パワポケが大好きだった
くだらない中学受験を終えてひたすら狂ったようにパワポケをやっていたのを覚えている
そしてそれが私の青春の全てだった
だからいつかはコナミに入社し自分が開発に携わったり或いは別の形でゲーム業界で活躍するとばかり思っていたが現実は何にもなれていない
ストリーマーとしてもプレイヤーとしても開発者としてもゲームからはそっぽを向かれている
なぜ私がゲームで食っていけないかと言えば「誰からも感謝をされないから」だ
誰にも感謝をされないから誰からも対価や時間を使って貰えない
だから食えない
おそらく今後とも私がゲームに携わって充分な収入を得ることは無いだろう
私は精々奴隷として今までもこれからもやりたくもないことをやり続けて歳を重ねやがてパイオツにすら興味を失い朽ちて死んでいくのだ
私の人生は終わっている
終わり過ぎた、あまりにも全てが
何でもかんでも努力して頑張って何もかもが通用せずもがいてももがいても息の出来ない毎日今日も明日も
いつか笑って過ごせる日が来ると耐え続けたあの日々も今の俺が裏切り続けている
誰が悪いんじゃない俺が悪いんだ
俺が無力だから悪いんだ
死ぬべきなんだと思う
俺は生きるべきじゃない
生きていいと思えることも今後ありはしない
I'm a complete human
私はもう完成したのだ
私自身としてここが頂点、マックス
つまり伸び代ゼロ
あとは衰えていくだけ
次代へと流れていく
私の人生は終わったのだ
何も成せないまま死んでいくのだ
散々利用されて捨てられる歩のように
ゴミ雑巾のような人生だった
最大限に悔いなく努力したが何もかもが思うようにいかなかった
後は死ぬだけ
後は死ぬだけだ