Kindle unlimitedで1巻のみ無料だったので読んだ
正直ドチャクソ面白過ぎてマジで続きを読みたい
マジでヤバい
ザックリとしたあらすじ
火山が火を吹く日に現れる永遠の命を持つ生物、火の鳥を捕らえてその血を吸えばその者には永遠の生命が与えられるという逸話がある
とある集落の青年はその火の鳥を狩る為に弓を構え矢を放つも火の鳥は不死な為矢では死なずならばと手掴みで火の鳥を捕まえるが火の鳥の燃える身体に青年は焼かれ黒焦げとなり命を落としてしまう
青年は妻が病気となりその命を救う為に火の鳥を捕まえようとしたのだがそれは叶うことなく青年は死にその妻は生死の境を彷徨っていた
そこに海から漂流者が集落に流れ着きその者は集落の掟により殺されそうになるが自分は医者だと言い死の淵を彷徨っていた青年の妻を治療することにより妻の病状は快方するのだった
漂流者はやがて集落から信頼を得るようになりやがて助けた青年の妻と恋仲になり2人は結婚をするのだが結婚の儀式の飲み会での晩
集落に大勢の舟が海から近づいていた───
あらすじ・終わり
ハッキリと分かったのは現代人は明らかに昔の人間よりくだらなくつまらなくしょうもないゴミしかいない
だから面白い話を一切書けないのだなと改めて実感した
火の鳥はほとんど読んだことがなかったので初めて読んだのだが本当に面白いし話の展開に無駄が一切なくドンドンと読み進められる
だがそこにある人間ドラマもなかなかに趣深く読んでいて心地のよい整合性の取れた流れや矛盾のない脚本に人間愛を感じると言わざるを得ない
人間の欲望や業を描く一方で他者を慮る美しい人間愛と呼べるそれは美しく素晴らしいと形容する他にない
これほど素晴らしいテーマをストレートに描いた話は読んでいて本当に気持ちがよくこれぞ漫画と呼べる代物に久しぶりに巡り会えた気がする
総評
評価は5段階中の5、或いはそれ以上に完璧だった
本当に面白く素晴らしい
誰にでも薦められる完璧な名作