【書評】空気が読めなくてもそれでいい─非定型発達のトリセツ

Kindle Unlimitedにて読了

非定型発達とはなんぞやという興味本位で手に取った一冊

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ザックリとしたあらすじ

言葉を言葉通りにしか受け取れずマルチタスクが苦手な著者が実は非定型発達という性質のせいだったことが判明する

非定型発達とは何なのか

どう生きたらいいか

周りはどうすればいいかを解説されていく

あらすじ終わり

 

ただの無能

コミュニケーションが苦手なんですとか言葉の意図が読み取れませんとかそういう生きづらさを感じる人に「非定型発達だからできない」という理由を与えてあげて「あ、じゃあ出来なくてもしょうがないんだ」と生き辛さの解消を取り組んでいるのかなと感じた

ただ読んでいて思うのはこの人に問題があるのは空気を読めないことだけじゃなくね?という問題だったり

もっと言えば出来ないは分かったからじゃあ何が出来んだよという問題である

空気読みませんあれが苦手ですこれがダメですあ、それも…と散々出来ない無理苦手ダメなんですと漫画形式で書き綴られているが

 

じゃあお前に何が出来んだよ

 

何もできないのを私は病気なんでと逃げてるだけの言い訳としか私には解釈が出来なかった

私は病気なんで何も出来なくていいんですよ分かります?無能なのは仕方ないし他者に対して思いやりとかも無いんです

でもそれ病気なんでしょうがないんですよー

こんな開き直り方をしているのと何ら代わりない

それがいいとか悪いとかの前にギブアンドテイクって言葉を知らんのかなと思う

迷惑は掛けっぱなしだけど仕方ないって論調は借金をしまくりだけど返さないのは仕方ないと言ってるのと何も変わらんぞ

ならもう生きるなよ

人と関わんなよ

私は病気だけどーじゃねえんだよ

黙って静かにジッとしてろよ

誰もお前の病気になんざ興味もないし配慮もしねえんだよ

他人はお前のお母さんじゃない

病気を言い訳に自分の無能を正当化すんな

人と違うなんて当たり前

その中でどう上手く生きていくかがそれぞれの課題だろ

いちいち他人に「配慮願います」や「理解求めます」なスタンスで社会に出てくんな

「他人からどう思われ何を言われようと構いません、ボロクソに貶したければどうぞ貶してください」くらいに思ってないなら自分のスタイルを通すな

少なくとも自分はそうやって生きている

俺だけが正しくて他は全員間違ってるくらいに思ってるしそれでどう思われてもどうでもいい

猿が鳴いてんのと何も変わらない

俺はそれだけ自分に絶対の自信があるからだ

シンプルにそれだけの話

本書は何もできない無能が自分を正当化して精神勝利を行っているだけの浅ましい内容で読むに耐えない一冊だった

本当にどうでもいい

生きてる価値の無いゴミのエッセイを読まされただけだった

短い言葉で書くと何の意味もないゴミの内訳が書かれた一冊