相対的価値観

力が強い、足が速い、背が高い、背が低い

容姿がいい、頭が良い、お金持ち

その他諸々全部含めて誰かが自分より優れたものを持っているから生じる

それが格差の正体

それを無残に見せつけられ心を折られる

そんな分かり切ったこと、何を今更な現代社会の闇である

だがあまりにも為す術がない

努力だの愛だの綺麗事を並べるのはあまりにも容易いが

現実は困難を軽く乗り越えて不可能に近い差を出し続ける

先を見通す力があってしても才能という力の前にはほとんど無力である

それは自分自身が勝者側に立ったとしても同じである

負けた側が以前の負けていた自分と同じ立場になり替わるだけである

勝者という席はあまりにも少なくほとんどが敗者という席になる

 

本当にくだらないと思う

周りがどうだからこうだからで苦しむよりも

自分自身に芽生える絶対的な何かが大事だと思う

どれだけ価値が暴落しようと俺はこれが好きだよ、支持するよという絶対的な信仰、何かが

あるいは芯が必要だブレないためには

テレビを見なくなってもう1年以上が過ぎる

俺にとってもうこれは絶対的な価値観、少なくとも生活の上においてはテレビは必要なくなった

結婚しないという価値観、異性と付き合わないという価値観、友人を持たないという価値観

そして一人で生きるという価値観

もし、一人で生きられるのだとしたら

その価値観は間違いなく強いもののはずだ

相対的な価値観に苦しむ必要が無くなる

知り合いの誰とも比べずに済む、勝ちも負けもない

一人で生き一人で死ぬという選択は

競争に関わらずに済む、影響を少なくすることができる方法かもしれない、定かではないが

だがそれじゃ最後は自殺するじゃないか

中年になって孤独に耐えきれず、生きる意味目的を見失い死んでいくじゃないか

そんな存在は紛れもなく

社会性を失った人間は生きる意味がなくなる証明に近いものじゃないか

じゃあなにが正解なんだ

美人な嫁さんを手に入れて、金も人より多く稼いで、良い車や良い物を手に入れて

土地を買い家を建てて子供を作り大学に行かせなきゃ駄目だと

それ以外の生き方では一生苦しむとでも言うのかよテメエは

ふざけんじゃねえよ

こんな席は限られてるのになんでそれ以外を許さねえんだ

そして悪いのは常に自分自身だ

また言う、ふざけんじゃねえと

 

じゃあどう生きりゃあいい

一体どう歩めばいい

何をすればいい

何も見えなくなる

何も見えないまま進むさ

何も見えないままでいい

とりあえず進むさ、前に

やれるだけやろう

また何か思いついたら書こう