自分が社会に対して望むこと

自分は社会の根幹、システムそのものに対して平等にしろだとか格差を是正をしろだとか言わない

不要な組織、団体を解体しろだとか税金を安くしろとも言わない

あるいは特権階級に甘い汁を吸わせないようにとも言わない

 

じゃあお前は社会に人間に対して何を望むんだと問われたら

「何も望まない」と告げる

 

その理由はシンプルに至る

自分がそもそも「何も望んでいない」からだ

欲しい物もなく夢と理想もない、かと言って絶望も全くしていない

僕は人間に全く何も期待していない

だから執着が無いし同時に何の興味も無い

くだらねえゴミだと思ってる

勿論自分自身も含めて

 

ただ単に「行き過ぎたニヒリズムだと解釈するのが最も近い感覚かもしれない

ただ自分の中ではこれは決してニヒリズムとは違う何かだと思っている

 

その理由はシンプルに「人生を虚しいものだとは思っていない」のが一点

「現時点での人間の程度の低さを認識しているだけ」というのが一点

「既存の人生観に対する飽き」が一点

 

そう、つまりこれはニヒリズムなどではなくただの「人生と人間に対しての冷静な1つの解釈」に過ぎないのだ

 

「なんでそんな風に思うんだ?考えるんだ?」となるならば例を挙げよう

例えば70年前の価値観と今の価値観は果たして同じと言えるだろうか?

戦時中や戦後間もない頃は大半の人はこう考えてはいなかっただろうか

「腹いっぱい飯が食いたい」と

では今の時代にそんな風に考える人間の割合はどれくらいだろうか

そんな風な考えを強く持つ人は少ないのではないかと思う

それと同じ感覚で僕は人間を見ているのだ

僕は面白さにとてつもなく「飢えている」に過ぎない

 

高杉晋作が遺した有名な言葉に「おもしろきなき世をおもしろく」とある

いい言葉だと思う

ただ現在を生きる自分が考えるのは「おもしろきなき世はおもしろく」であり

あるいは「おもしろきなき世はおもしろきなき」である

結局諸行無常、何も変わらないし変えられない

人はいつまで経っても何をやっても愚かなままで救えない

だったらもういいだろと、それを受け入れた上で生きた方が

 

馬鹿とは極力関わらない、興味のないことは一切やらない

そうやって自分は自分を自衛して生きていきますからどうぞ皆さん好き勝手にやっててください

だってあなた方は皆人の皮を被った猿、いえ、それが人そのものであり人間なんでしょう?

だったらいいですよと、いつまでも「人間」をやっててくださいと

私はもう「人間」をやっていく気はありませんという決別なのである

私は「人」以外の何かとして生きていきますから

 

つまり「人間の断捨離」主義、あるいは「超越」主義という人そのもののグレードアップ思想であり

はたまたこれは「ただの狂気」と言えるかもしれない

 

ではまた