エンタメは終わるのか変わるのか

良い物は良い悪い物は悪い

 

そしてその良い悪いの基準は主観である

実況界は目まぐるしく変化の岐路へ立たされている

どういう訳か大手の衰退がものすごく目立っている

その原因は謎

単純に飽きられたのかそれとも違う何かか

どんなアナリストにも答えられないんじゃないかと思うほど変化が目まぐるしい

 

現場目線から見ても分からない

そんな急に視聴者がいなくなるなんてことがなぜ起こるのか?

特に今どきなんてテレビ番組も下火なはず

なぜ大手実況者達の衰退が始まっているのか

 

逆にあなたは実況動画を観ますか?と問われたら観る

観るが興味のあるタイトルしか自分は観ない

なおかつ自分がプレイしないであろうもののみ

スプラ2の動画は参考によく見る

ただスプラ実況者自体には微塵も興味はない

なんなら音声すら消してくれてもいいレベルに皆個性が弱い

プレイが上手いなと思っておしまい

 

あとは…見ない

落語とか講談、本の解説動画を主に見る

最近はバラエティ系やコロナや経済考察系は全部切った

考察を切った理由はどいつもこいつも適当抜かしてるだけだからだ

的外れ過ぎて観る価値が微塵も無い、時間の無駄

 

あとは映画を見たくらい

映画も役者の鬼気迫る感が弱いとガックリする

ただコンテンツとしては比較的マシと思う

 

つまり世間はネットフリックスなどが伸びていてゲーム実況に割くパーセンテージは想像以上に狭いのだと思う

実況なんて観てもせいぜい1日1本か2本だろう

その枠を取りに行かねばならないのだ

熾烈な競争は必至だ

今後、コロナが収まる前提で考えても次代のエンタメはネット動画サービスである

実況動画など当然無料でかつ優先度が低く幅も狭いコンテンツに成り下がる

 

そして何より差別化がしづらい

昨今ボイスつきのゲームかつシーンごとにムービーが入る

そんなゲーム誰がやっても同じにしかならない

差別化がほぼ不可能

そして何よりゲーム内容自体も差別化がされていない

RPGはどこまでいってもRPG、アクションはアクション

変わり映えしないのだ

そこがゲーム実況最大の弱みだろう

いやゲームそのものの弱みかもしれない

だったらまだ観てない映画やドラマを見る方がマシとなってしまう

あるいは旅やグルメ系を観て疑似体験をしたり

そのほうが遥かに刺激的で有意義で好奇心が満たせる

 

つまりドラマ性が弱い

変わり映えのないことを延々と淡々と誰がやっても似たようなこと同じことの繰り返し

まるで仮名手本五段目の弁当幕のような退屈さ、休憩時間

 

しかし毎度毎度ドラマなんて入る余地は当然なく

エンタメとしての弱さはどうしても隠せない

 

パンチライン、どれだけ弱くとも落ちというのはメリハリを作る

そう、実況動画にはパンチラインが無いに等しいのだ

そこをどう工夫するのか

落ちを作るのか、それとも見せ場を作るのか

あるいは別の何かか

 

分からんがとりあえず先日見た映画「ジョーカー」を踏まえて語らせていただくと

私はあの映画、パンチラインも弱いし脚本もいい加減だし良い所はキャラクタービジュアルくらい

何より気に入らなかったのは主演の迫力の無さが残念だった

つまり私個人としては主演がもう少し鬼気迫る感じを出せていたら少なくともこの映画に対する感想は変わっていたと思うのだ

「微妙かな」から「凄かった」くらいにはね

つまり何が言いたいのかと申しますと演者の気迫次第かと思ったのでございます

私はそうだと信じています

ではまた