この世で幸福に生きる方法の考察

暑い

キツイ

どんな金があっても

どんなに時間があっても

この暑さとキツさから逃れる方法などあるのだろうか

 

滅茶苦茶屈強な存在以外無理だろう

Tシャツ1枚で歩いて熱中症になるんじゃないかって思うほど暑く

それともただ僕が脆弱で虚弱なだけだって言うのだろうか

富士山までチャリで行けるこの僕が?虚弱?

おいおい、そりゃもう訳分からんぜ

 

トリプルニンニク牛丼を口内にかっ込みストロングを流し込む

この単純な作業が、単調な作業が脳を向こう岸まで誘ってくれる

 

「武から身を引けい」

 

そんな郭海王の言葉が聞こえる

ともかく、ともかくだ

仮に金があってウーバーイーツで牛丼を毎日注文しても

株の配当で仕事なんてしなくとも良くても

綺麗な伴侶がいたとしても可愛い我が子がいても

多分幸福なんて無いんじゃないかなぁなんて思う

だって暑いもん、だってコロナだもん

単純にそれだけな気がするよ

逃げ場がねえもん

どれだけ近場にチェーン店があろうと欲する物が気軽に手に入ろうと

もうこの暑さキツさ苦しさから逃れる術など無いでしょう

俺もこんなにギャーギャーギャーギャーと言いたくない

言いたくないが本当に暑いんだ

避暑地は避暑地で何にもない、不便極まりない

人がいるから便利に生活ができるし金にも意味が生まれるんだ

もし人類が僕だけになってしまったら金なんて何千兆と持っていたって何の意味も価値もない

極端だけどそういうことだ

知識も無価値になり財産にも意味はなく力も関係ない

孤独と孤立は全ての価値を無に返す

如何に我々はフィクションの中で生きているかがよく分かる

話を戻そう

どうやったら人類は、人生は幸福になることができるかだ

金がありゃいいのか、時間がありゃいいのか、仲間や家族に囲まれてりゃいいのか

 

多分本質はそのどれでもない

本質は、その本質はおそらく

おそらく本質は、本質なんてものは存在しない

何も無いんだ

金持ってようが何だろうが才能があろうが無かろうが

僕には何もない、そんな気がするよ

 

後世に残す物も遺したい物も何もない

伝えたいことも何もない

ただただ日々を虚無に過ごす

コーヒーは今日も苦く夏は暑いです

「僕達は動物だ」って14歳の少年みたいなことを言う

「僕たちは猿だ」って思春期の子供みたいに言う

「僕はモンキーだ」って真実に目覚めた20歳の青年にだって

今日のような暑さに苦しみ悶え生きている

 

僕の最終目標は何だろう

僕の幸せは何だろう

涼しい部屋で1人訳の分からん文字を読んで打って書いてブツブツと呟いて妄想に更けて

そんな気が狂った生活を送ることが最適解なんて思えなくて

僕の幸せはどこだろうって13歳のような悩みを呟いて虚空に囁いて返事は無くて

人形にさえそっぽ向かれて孤独に孤独にまだ孤独に

1人の夜は今日も更けていくのです

 

「理解者なんて現れない」そんな真理は10年前にとっくに見抜いてて

何があっても僕は無力なんだ

僕は文字を見て読んで書いて打って

僕の理想を探し続けるのだ

涼しい部屋で、涼しい部屋で

涼しい部屋で理想を探すよ 探すよ 僕は探すよ

僕は理想を探し見つけ手にするよ、涼しい場所で

暑い場所になんて僕は居たくないから

ではまた