まだ、私は泥に塗れていたい

具合がいい

調子がいい

 

しかし、動画投稿に対するモチベーションや

仕事に対する意欲は皆無と言っていい

元々に上昇志向の薄い自分ではあったがここまで「勝たなくていい」という勝ちに対する貪欲さの無さは果たしてどこからくるのかと思っていた

 

数年前から私は道教老荘思想を知り木の寿命の話を持ち出して他人から利用される人間になることを避けようと動いてきた

そして今、また私はYouTube活動に対し「収益化しなくてもいい」という考えが湧いてきたのだ

それは木の寿命と言うよりも同じような逸話である生贄の牛から私はそのように思いを巡らせているのかもしれない

生贄の牛とは祭りで神様に捧げる牛であり派手に着飾られ皆から大事に扱われる牛である

しかし、祭りが終わると同時にその牛は殺され食べられてしまうという逸話でありこの話を持ち出して荘子は役職に就く話を断ったという話がある

 

私もそんな気分になったのだな

私は泥に塗れていたい

誰とも関わらず誰にも注目されず死ぬまで誰かから蔑まれたまま逝きたい

 

また気が向いたら動画を出そう

気分がいい時にでも

まだ私は泥に塗れていたい

ではまた