30歳を過ぎて未だにお母ちゃんが悪いと言う悪夢を見た話

つい先程悪夢を見た

水槽が2つ並んだ一方がアクアリウムともう一方がコンパクトな炊事の木製の電化製品の水槽があった

どうやらこれは母が感化されたインフルエンサー(教祖)が売っている商品を買ったようだった

何の意味があるのか分からないアクアリウムと隣り合わせて水槽の中の茶碗一杯分しか作れないであろう炊飯器や味噌汁などを作る容器が入っている訳の分からん製品があり

アクアリウムの方はなんかイソギンチャクがいたり全てが訳が分からなかった

もう少しで出来上がるかといったところで

隣同士の水槽は水を波々まで入れられており私は「そんなに水を入れる必要はないんじゃないか」と忠告していたが母はいつもの如くそれを聞かなかった

するとイソギンチャクが突然火山の噴火のような胞子のようなものを真上に向かって大放出しイソギンチャクのポジションが並んだ2つの水槽の近くだった為その大放出した胞子がアクアリウムの水上に達した時360度の周囲にゴボッと広がるとその半円ほどが炊事をしていた水槽の方に入っていったのだ

母は水槽の機能で下から水流を発生させ上に押し上げる機能を使っていたが何の意味もなく胞子を水槽内で攪拌させているだけであった

その後私は人前で母を「だから言ったじゃないか」など散々に愚痴と説教をする夢を見た

そして私はハッとさせられたのだ

 

母に、女に正常な理性やまともな感覚を自らが30歳を過ぎて期待している自分自身がとてつもなく恥ずかしく見えたのだ

 

アクアリウムのコタツの下には死んだ犬がいつもの顔で舌を出していた

お前が一番可愛いよ

 

それとは違う夢も続けて見た

私は地方に移住していた

そこで生活していると店の選択肢の少なさややけに種類の少ない商品のラインナップや慣れないシステムだった

私は大衆食堂のような場所で住人の女性と会話をした

「最近ここに引っ越したのですがここは東京より若い人が多く住んでますね」

「そうなんですか?東京の方が人が多いと思ってました」

「東京は人は多いですが老人ばかりで割合的にはここの方が若い人が多いと感じます。ただ交通マナーが悪い人やガラの悪い人はこっちの方が多いですね」

 

私はその後勘違いをしてゲームの景品のものを商品と間違えてとってしまいバーベキュー味の巨大な袋のスナック菓子をバリボリ食べていた

り街中でここで知り合った中年のおじさんが見知らぬ体格のいい青年に絡まれて止めようとしたら青年の手にはナイフがあり「け、警察に通報…」と言って走って逃げようとしたところを青年がナイフを投げ私の後頭部にそれは命中し倒れた私を青年がナイフを抜きそのナイフで私の胴を思い切り刺し直すという夢を見た

 

なんなのだろうな

人とは何なのだろう

まともな人間は自分だけ

夢にさえも楽園などないのなら孤高の道を突き進むだけ

ここは地球という猿の惑星、母という異性がいて、異性という猿がいて、他人という猿がいた

 

人間なのは俺だけ

俺だけが人間という孤独

孤独な人生という孤高の日々

孤高の日々という楽園

楽園に唯一人がそこに辿り着く

私はいつか自由になる