夢で見た話をする
仕事明けで疲れて爆睡して見たくだらない夢の話だ
それでもよかったら聞いていってくれ
なにやら俺は夢の中でダブルワークをしていたらしい
月曜日と木曜日だけ飲食かなにかの仕事を夕方6時から深夜1時半までやっていたという設定で
そしてその夢の中では現実よりもさらに景気が悪いようで周りに出てくる人間は金に困窮しているような雰囲気があった
例えるならスラム化に近いかもしれない
特徴としては皆向上心がなく怠惰で金に困っているというのが大半だった
もちろん俺も金がないからダブルワークをしているようで
俺はなぜかガムシャラというか根性で働きまくって周りよりそれなりの金を得ていた
その後働いて得た金をなぜか皆で俺の用意した巨大なリュックにギュウギュウと詰め
周りはその金のおこぼれを貰おうという下心から協力してくれたりした
俺は「とりあえず一度全部集金させてくれ」と言っていた
総額がいくらなのを気にしていたのだ
そしてなぜか俺を家まで送るため親父が車で待っていて俺にこう言うのだ
「金なんてあっても仕方ない」「金なんかより俺の手の平から汗が止まらない奇病になった」と
俺はそこで親父にこう諭すのだ
「それでもいいと思わないといけないぜ」と
親父はそれを聞くとそれ以上はなにも言わなかった
俺の言い分としては金もないし奇病にもなるより今の方がマシじゃないかという意味だった
目糞鼻糞、五十歩百歩。確かにそうかもしれない
でもそんなことを言っていたら現実の俺や大半の人達は一体なんなのだろうか
常々目糞であり鼻糞なのではなかったのかと思う
確かにそれでもいいと思わないといけないのかもしれない
敗者には敗者なりの良い部分を見つけて良さを噛み締めて有難るべきなのかもなと今は思う
映画 ファイトクラブの台詞から言葉を引用すると
「思うに完璧なんか良くない。完璧を目指すのはよせ。それよりも進化しよう、どんな結果になろうとも」というのがある
それでもいいと思わないといけないぜ、
両者の言葉とも完璧主義からの、潔癖的嗜好からの脱却であり解放を促す言葉として胸に刻みたい
俺は足るを知りつつも進化し続けていきたい
今はそう願う
コーヒーは今日も苦いです
敬具