Kindle unlimitedにて1巻を読破
かなり面白いので無料で読める分まで読もうと思わせてくれた作品
ザックリとしたあらすじ
冬のソロキャンプをやる女子大生が主人公
そこにキャンプ場のトイレの近くで寝ている同じ年頃の女がいたがスルーしていると
日が暮れた頃に寒さでトイレに行くと昼間に寝ていた女が自転車でここまで来て遭難状態なのだと言う
連絡手段も持ち合わせていなく仕方がないので自身のテントまで誘いカップラーメンをご馳走すると美味しそうにそれを女は食した
その後なんとか連絡先が判明し女の身内に迎えに来てもらい2人はそこで別れる
その後自身が通う大学にどこかで見たことのある女を目にするのだが───
あらすじ・終わり
登場人物に不快な人物が1人もいなく無意味で無駄なエロもない
つまり読んでいて何も不快感なくスラスラと読めるし押し付けがましいクドさも皆無
万人に薦められる作品は本当に少ないがこれは数少ないそんな一作
子供から大人まで老若男女問わず楽しむことのできるエンタメ作品だと思う
キャンプの楽しい雰囲気だけを凝縮し辛い部分もスパイス程度に描写にすることで本来冬キャンプなど極寒で辛さしか無いはずなのだがとてつもなく魅力的で楽しそうな雰囲気が醸し出されている不思議な作品
それが為せるのは登場人物達が本当に楽しそうで不快感のないキャラクター性だからかもしれない
おそらくそれは著者の人間性や性格がかなり良いからそのエッセンスが作品に滲み出ているのではないかと思われる
総評
評価は5段階中の5
間違いなく誰が読んでも損はしない作品
キャンプという世界観に興味がある人ならば誰でも一度は読んだ方がいいのでは無いかと思う快作
オススメ度はかなり高い
普通に海外にも通用する作品なんじゃないかと思うレベルで内容の質が高い