私はゲームのキチガイだったか?
私は中学を不登校になってからより一層ゲームの世界にのめり込んだ
人間不信は加速し身内も他人も全てが信じられず
そして私自身さえも信じられない人間になった
初めて就職したときも
東京に来て新しく仕事を始めた時も
女に振られ続けた時も
私はずっと何も信じられずに生きてきた
不信力
それが私の生きてきた道でありこれからの生きる道でもある
ゲームをやっては味方を信じず
仕事をやっては仲間を信じず客を信じず自分を信じない
身内を信じず宗教を信じず
私は何も信じない
常に頭の中はフラットだ
依怙贔屓なく淡々とデータだけで物事を判断する一方で
自分の直感に縋ることもある
矛盾も秘めている人間だ
それでいてなお自分を信じない
駄目だと分かっていても突っ込む
つまり成功さえも信じない
真に信じない人間なのだ
そんな話はどうでもいい
私は自分にはゲームしかないと思っていたし今でも思っている
ただ今は少し「ゲームにしか縋れない」だったなと思う
ゲーム以外の才能を磨いて自立できるようになった今思うのは
もっともっと何らかの才能を磨き輝くことが可能だと思っている
そして最終的には全ての才能を光り輝かせて渾身の一撃をお見舞いしてやりたいのだ
最期に笑うのは私か
それとも途中でくたばるか
どちらであっても面白い