実績なんて死ぬまで無くていい、子孫なんて残さなくていい

金なんて要らない欲しくない

とは言え金は掛かり続ける日々

それは死ぬ日まで続く

 

思うにこれは呪いだ

金がかかり続けるという呪い

金を代償に何かを手に入れ何かを失っていく現象なのだ

たかだかそれだけの話

私はいい女を抱きたいと思う欲求がある

あるがあるフリをしているのではないかと最近思う

高級和牛を食いたいという欲求が私にはない

それは別に高級和牛を食わなくても美味い食べ物がこの世には溢れているからだ

これがもし戦後間もない物資がない時代を私が生きていれば私はきっと美味い銀シャリが食いてえと思っていたに違いないだろう

つまり現代は美味い物で充分以上に溢れているのだから高級品を頂かなくて結構ですよという話なのだ

だから私のいい女を抱きたいなんて欲求も実際は大したことのない程度なのだろうと思う

そうすると見えてくるのはそのコストに見合うかという問題だ

それを果たす為満たす為にどれだけのリスク、コストを支払えるか

人生は限られている

使える時間も何もかもが全て取捨選択により決まってくる

だから私は思う

何もなくて良くないかと

別に仕事で勝たなくていい

結婚なんて出来なくていい

異性になんてモテなくてもいい

自由なんか要らない

じゃあ何が勝ちなんだ、何があればいいんだ

そう私は自分に問うた時

「生きていればそれでいい」

と返ってきたんだよね

つまりそう言う状況に私は今追い込まれており人生の窮地に今いる訳だ

私にはもう後がない状況まで詰められている

コロナが無ければ私は独立などしなかっただろう

月収45〜55万あたりをウロウロしながら株式投資をやる人生に2年前からシフトしていたはずだ

年収で言えば600万前後

それで充分じゃないか上出来じゃないかと思う

それが全て破綻して私は自分の足で歩まなければならなくなった

条件も少なく可能性も低い道を自らが選択しなければならなかった

こんな未来はわたしの思い描いていたものなどでは決してない

そうならざるを得なくなり仕方なく選択しているだけの話なのだ

そしてその結果が「生きていさえいれば何も無くていい」の極地

どれだけ追い込まれているんだろうねと思う

それだけ今私には余裕が何もない

思うがままに行動することしかできない

人生が狂ったとは思っていない

元々人生なんて狂っていると思っているからだ

物心ついた時から狂いに狂い続けているならそれはもう狂ったのではなくただの日常に過ぎない

私のコンピューターはいち早く計算を終えていち早く行動するがそれでも間に合わない

ギリギリで被害を受けることが多い

焦って早くてもダメ、遅くてもダメ

私ほどのスーパーコンピューターでも間に合わないのだ

結論が出て行動してそれでも尚届かない

現実とはいつも高過ぎる壁を反り立たせている

私はいつもあと指一本分届かない

擦りはすれど掴めない

掴めはすれど滑り落ちる

 

もう私は勝たなくなんていい

だから生きさせてください

勝たなくていいから頼むから生き残らさせてくれ

もうそれだけでいいですから

くだらないしょうもなくショボイ人生で大変結構でございますから生きさせてください

もう自由とか要りません一生働き続けますから生きさせてください

よろしくお願いします