人生の最終目標

この世にまともな人間はいるとは思うが体感で2人に1人もいない

そんな人間社会で単純な成功をしたいとも思えないしできない

当然人とも関わらないで済むならそれがいい

 

もちろん俺自身まともじゃなければ完璧じゃない

だができうるだけのことは必死にやってきたよ

全部自力で遠回りで非効率でもやることはやった

一切のズルをすることなく汚い手も使わず力と運だけでここまでやってきた

これ以上の業の克服があるかってんだ

でもあんたらはそんな話は「つまらない、面白くない」でハイハイご立派なことですねぇとまともに聞く気も持たずに一蹴する

それは自分がそんな真似できないからそうする他に無いのだ

他人を貶めてでも自分を肯定する己の弱さからくる浅ましい防衛本能なのだ

別にそれを否定しない、押し付ける気も無ければ自分のやったことが絶対に正しいとも素晴らしいとも誇らしいとも思わない

自分自身アホなことをやってんなぁと思う程だ

話は簡単だ、ただ、そんな人間と俺は一切関わりたくない

死ねとは言わない、消えろとも言わない

俺はそんな奴と関わりたくない

シンプルだ

 

改心改善変化を望まないしできないものだと思ってる

どんなに努力したってクズはクズ、カスはカスだ

そもそも努力すらしないだろうがね

くどいがだから俺は関わらない

クズとは一切の距離を置く

それが俺の浅ましい唯一の自己防衛手段なのだ

 

まぁ無論完璧にそれをするのは不可能なので出来得る限りだ

親の葬式にも出ないし地元にも戻るかは分からない

そんな人生の総括は「無意味」という他に無いだろう

俺の生まれてきた意味なんて何もないし価値もない

長生きすればするだけ損なライフオブゴミ

虚無を越えた虚無という以外にない

生まれた瞬間から猿の惑星

猿から生まれ猿に育てられ猿社会で生きる

そんなものに一体何の意味と価値が持てる?

何の意味も無いだろうハッキリ言って

ハイ、ニヒリズムですか

いやニヒリズムを越えたものだこれは

徹底的な人間社会とありとあらゆる生命事象全てを根源から否定する考えだ

ニヒリズムの延長線上にある超ニヒリズムだ、根本は何も変わらんがね

言い方を過激にしただけの浅い変化だ

そんなことはどうでもいい

そしてこの超ニヒリズムを前提にした上で自身を肯定しなければならない

こんなゴミクソの自身の生を肯定しなきゃならない

さぁできるか、どうだ

 

「それでも生きて良かったって言えるかい」

 

もし、もしもだ

こんなものをビバ最高だぜだとかならば良しだとかそれでいいんだとか

軽々しくでも重々しくでもなんでも言えるんだとしたら

それは薬キメたような精神状態となんら変わらんぜキミ

 

さぁ猿に囲まれてる

それで君は?言えるか?生きてて良かったって?ホラ、言えるか?どうだ?

 

「とりあえず保留で」

 

僕はそう言った

そう言う他に無いだろう?

それが僕の本音だ

まだ僕の脳ミソはトリガーハッピーなチキチキな状態じゃない

ってこんな風じゃ落語みたいで駄目だな

俺は業の一切を肯定したくなんてないんだよ

それじゃあつまらんでしょ、浅くてさ

もっとこうシリアスに苦虫を潰しながら笑顔で生きたいよ

そう、業の克服だ

それは多分俺にしかできない荒業であり偉業な気がするからだ

業を業とも思わない

猿を猿とも思わないような

無意味を無意味と気にしない

そんな生き方に、到達できるだろうか

それはまだ分からない

ではまた