現代の低遅延液晶モニターvsハイビジョンブラウン管
果たして両者のどちらがより低遅延なのか検証してみました
繋げた環境はRGB21ピン→FRAMEMEISTER→HDMI分配器→HDMI→XL2411P
HDMI分配器→HDMI→HDfury3→KD-28HR500B
と若干ハイビジョンブラウン管が不利な構成で組みました
早速打撃練習をしてみると両者とも遅延がないように思うが井川が打てない
黒田のストレートにクルクルバットが回る
「アカン、ミット移動を見ても打てへん」
これがパワプロ11、12のリリース〇のおそろしさである
リリース〇を持っていない松坂は井川(150キロ)や黒田(155キロ)より上の156キロあるにも関わらずバットに当てることはなんとかできる
結局XL2411Pを含め液晶モニターは今はもうほとんど遅延なんてないのだなという感想に終わった
問題なのはHDMI入力端子しかないことでFLAMEMEISTERなどのアップスキャンコンバーターを使うことによる遅延が最大の障壁だったということが今回の検証ではっきりとした。
ちなみにどちらともほぼ体感できるほどの遅延差はなく僅かにHDfury3をかましてる分ハイビジョンブラウン管のほうが遅延が出ていた(プレイに支障なし)
ただそれよりも気になったのが両者の画質差であった
解像度が高過ぎてXL2411Pは粗さが目立ってしょうがない
ちなみにPCにも両者繋げて検証したが液晶モニターの発色が本当に悪い
どれだけ設定をいじっても美しくならないのだ
一方でブラウン管の方はHDと言えど解像度が低いためレトロゲームには最適であった
何の設定をいじらずとも綺麗に映る
遅延対決とは話が逸れてしまったが結論をまとめたい
・液晶モニター自体の遅延は究極の部分まできている。ブラウン管と遜色はほぼなし
・ただ、入力端子の問題であったりそれに伴う遅延の発生、綺麗なあまり画質の粗さや色合いの悪さ(個々の製品にもよるが)などの課題を抱えている。
・HDMI出力端子を持たないゲーム機のレトロゲーマーや仮にHDMI出力出来てもHD画質以上でないゲームは粗さが目立つためブラウン管に軍配が上がる
と言ったところだろうか
今回の検証でレトロゲームを綺麗に映せるのはブラウン管以外ないのだなというのがよく分かった。
時間のあるときに追記でそれぞれ画像を上げてみるのでその判断は各々確かめて欲しい