もうAVのパッケージを見てもピクリともこない

過労で疲れすぎたせいで情欲の温度に異常を感じている

汚いものを見ても欲情しない

汚いとはつまり見た目がとかそういうのでなく

嘘とか偽りとかそういうものに対してインポテンツになってしまった

ヌードであったりあざとさであったり

そういう嘘臭さしかない外面的なものでの発情が薄くなった

単に僕が潔癖症なとこがあるだけだろう

いちいち人というものに過剰な期待をしている節がところどころに隠し切れずにいるのは今までの記事からも察して取れる通りだ

結局人に期待をしないなどと触れ回ってる時点でそれまでに「人に期待していた時期がある」と言っているのと同じだからだ

馬鹿なんだよ、結局僕も同じくらいの猿なのだ

 

そりゃそうだ僕は特別な存在でも人間でもない

ただのありふれた雑魚の一人に過ぎない

ただ少しだけ普通より意志が強く我慢強いだけの男

何の価値もない

面白味もない

 

気持ち悪いロマンチズムを他人、女に押し付けて勝手に心で盛り上がってる救えない寒い人間

はた迷惑なだけの変わり者

そりゃ振られるよ、相手にされないよ

キモイキモイキモイキモイ、それが俺

治せないんだなぁ

どうしようもなく馬鹿だと思う。馬鹿は治せない

意志が強いのも我慢強いのもどうでもいい

結局俺は変な考えを捨てきれずにいるキモイ男という枠から抜け出せない

だから多分、一生一人だろう

こんなキモイ奴に女は寄り付かない

絶望すらできない

正直もうどうでもいいのだ

なんにも執着も拘泥もない

俺には何もない

何もないまま消えていく

それに抵抗もない

あるがまま受け入れる